変形性股関節症

変形性股関節症

１．　原因

原因不明の一次性股関節症と基礎疾患に基づく二次性股関節症に分けられる。

一次性股関節症とは関節軟骨細胞の機能低下、関節支持組織の支持性の低下など高齢化に伴う

退行性変化による関節の変化があり、これに長年にわたり機械的刺激が加わることにより

関節の破壊、変性、修復がみられる。

二次性股関節症とは先天性股関節脱臼、臼蓋形成不全などの先天性疾患によるものである。

 

２．症状

股関節痛、臀部痛、大腿部痛、運動時痛、歩行時痛がみられる。

可動域制限や跛行、太ももの筋肉（大腿四頭筋）の筋萎縮などもみられる。

 

 

３．　治療

○疼痛は軽微であるものは可動域訓練や筋力強化などのトレーニング

○手術後の場合は股関節周囲筋や大腿四頭筋、股関節のリハビリ療法

 

４．　予防

股関節周囲筋のトレーニングやストレッチ

 

※何もしないまま放っておくと、だんだんと痛みが強くなり、悪化する恐れがありますので痛めたら早めに治療を行ってください。