上腕二頭筋長頭腱炎


1.原因

 上腕二頭筋とは力こぶの筋肉であり、上腕二頭筋の腱は骨との摩擦を受けやすくなっております。
 そのため、スポーツでの投球の繰り返しや40歳以上になると加齢的変化を生じやすいので

 仕事での肩を外側から頭の上に持ってくるような動作で刺激を受け炎症が生じます。

 

2.症状 

 肩関節前面に痛みが生じ、押した時に痛みが走る事もあります。

 スポーツでは投球時に上腕二頭筋に沿って痛みを認めます。

 また、重たい荷物を持った時に痛みが出ることもあります。

3.治療

○超音波治療・鍼治療を行い炎症を抑えます。

○肩関節の周りの筋肉を緩め上腕二頭筋にかかる負担を軽減させます。

 

4.予防 

 肩関節周りのストレッチや筋力トレーニング

 

※何もしないまま放っておくと、だんだんと痛みが強くなり、悪化する恐れがありますので痛めたら早めに治療を行ってください。

肩の痛み スポーツ
超音波治療の様子