第5中足骨基部骨折
足の小指側の付け根の骨折で、主に疲労骨折を起こしやすい場所です。
原因
サッカーなどで切り返し動作や外側に体重がかかる動きを反復することで第5中足骨にストレスがかかり折れてしまうと考えられています。
身体の癖で足の親指より小指に体重が乗りやすい「外側荷重」も原因の一つです。
症状
足の小指の付け根(小指のつま先とかかとの中間)に痛みが出る。外側に体重がかかると痛みが強くなる。
治療
ジョーンズ骨折は早期に発見され、運動を中止し安静にしていると治癒するケースがありますが、受診が遅れたり、我慢をして運動を行っていると、治るのが難しくなる可能性があります。そうなると、骨にワイヤー通したり、髄内釘を入れて骨をくっつける手術を行います。
当院では痛みを和らげるためのマッサージや、お灸、LIPUS(骨折治療器)を用いて治療いたします。
また、インソールや、テーピングなどで外側に体重がかからないようにします。
身体の癖が原因で起こる疲労骨折は治ったとしても安心してはいけません。復帰をしても、骨折をした部位に負担をかけてしまっては再負傷のリスクが高くなってしまいます。
骨が治ったとしても焦らず、リハビリテーションやトレーニングなどで身体の使い方をしっかり覚えて復帰しましょう。
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